奄美山鷸

最後更新日期:2023年12月18日

Scolopax mira

日文名:アマミヤマシギ
中文名:奄美山鷸
英文名:Amami Woodcock
原產:奄美群島的奄美大島、加計呂麻島和德之島是主要的繁殖地,沖繩島為冬候鳥

鳥類大多是日行性,但山鷸類是夜行性活動。奄美山鷸是奄美群島的留鳥,在奄美大島和德之島全年可見。在沖繩島也曾經發現少數奄美山鷸,但由於奄美山鷸看似不適合長途飛行,卻也沒有在沖繩島發現奄美山鷸繁殖活動,因此沖繩島的奄美山鷸是哪裡來的一直未有定論,一直到2023年1月在沖繩島的國頭村和大宜味村捕捉3隻奄美山鷸,並裝設GPS,追蹤其路徑之後,其中有一隻於3月到達奄美大島,也是首次證實了奄美山鷸可以在奄美大島和沖繩島之間往返飛行。

2022/5/20 德之島

上述內容引用自此新聞:アマミヤマシギ 海を渡っての移動初確認

公益財団法人日本鳥類保護連盟、NPO法人奄美野鳥の会は16日、環境省のレッドリストで絶滅危惧Ⅱ類に指定されているアマミヤマシギが海を渡ったことが確認されたと発表した。沖縄島やんばる地域でGPSタグを装着した3個体のうちの1個体が奄美大島に渡ったことが確認されたもので、奄美と沖縄間の行き来を示す初の事例としている。

屬於公益財團法人日本鳥類保護聯盟的「NPO法人奄美野鳥協會」於3月16日發表了被指定日本環境省紅皮書中滅絕危懼2類的奄美山鷸的渡海紀錄。該協會在沖繩島的山原地區將GPS裝設在3隻個體身上,並確認了其中一隻到達了奄美大島,這也是奄美山鷸在奄美大島和沖繩島之間來往的首次事證。

発表によると、アマミヤマシギは世界自然遺産に登録された奄美大島から徳之島にかけての狭い範囲のみで繁殖している日本の固有種。冬季は同じ世界自然遺産の沖縄島でも少数の生息が観察され、沖縄県の天然記念物に指定されている。しかし、沖縄島のやんばる地域ではひなが確認されていないなど繁殖の記録がなく、アマミヤマシギがどこから来ているか分かっていなかった。

根據發表內容,奄美山鷸是僅於奄美大島和德之島等繁殖地區非常侷限的日本特有種鳥類。但冬季時也在同被登錄為世界自然遺產的沖繩島上有少數觀察記錄,同時也被指定為沖繩縣的天然紀念物。但由於在沖繩島的山原地區並未發現奄美山鷸的幼鳥,沒有繁殖紀錄,因此無法推測這些奄美山鷸從何處來。

元々近似種で渡りをするヤマシギとは翼の形状も違い、「渡りには適していない」ことから、「長距離を渡ることができるのか」との疑問も謎を深めていたという。限られた地域のみで生息するアマミヤマシギがどのように島間を移動しているのか、または移動していないのか、「その謎を解明することはアマミヤマシギを保全していくためにはとても重要な情報」として奄美野鳥の会では同連盟と共同で、アマミヤマシギにGPSタグを装着する試みを2021年度から行ってきた。

奄美山鷸的近似種是是會渡海的候鳥「山鷸」,但奄美山鷸的翅膀形狀與山鷸不同,過去有「翅膀形狀不適合渡海」「真的能夠長距離飛行嗎?」等疑惑,生育地本身也很狹隘的奄美山鷸是否真的會在島間移動,也是長久以來的謎團。「解開這個謎有助於保育奄美山鷸」因此奄美野鳥協會與聯盟共同由2021年度開始於奄美山鷸身上裝設GPS。

電波を飛ばし、衛星を通して位置情報を得るGPSタグは10㌘弱と軽量でアマミヤマシギの背中に装着している。今年1月にはやんばるの大宜味村、国頭村で捕まえた3個体にGPSタグを装着。野鳥の会の鳥飼久裕副会長によると、同月9日に国頭村宜名真で捕獲した1個体が、奄美市住用町石原付近まで渡っていたのが2月25日に確認された。直線距離で約190㌔㍍の移動になるという。

GPS機器重約10g,可藉由衛星傳送移動中的位置資訊,今年(2023年)1月在山原的大宜味村和國頭村捕獲3隻奄美山鷸,並在身上裝設GPS。根據野鳥協會的副會長鳥飼久裕先生表示,1月9日在國頭村宜名真捕獲的1個體,2月25日時到達了奄美市住用町石原,以直線距離計算約移動了190公里。

鳥飼副会長は「アマミヤマシギは、これまで奄美と沖縄間を行き来していると言われていたが、飛んで海を渡っているという確実な情報が得られていなかった。繁殖期(3~6月ごろ)の前に沖縄から奄美へ移動したのではないか」と指摘する。今回の確認は、アマミヤマシギが海を渡るということが直接的に確認できた初めての事例で、保全のための取り組みに役立てられるという。

鳥飼副會長表示「奄美山鷸長久以來被認為會往返奄美和沖繩之間,但沒有飛行渡海的確切資訊,這次渡海應該是在繁殖季(3~6月)前從沖繩前往奄美。」這也是奄美山鷸飛行渡海的首次直接證據,對該種的保育措施提供了重要資訊。

日本鳥類保護連盟・奄美野鳥の会は「今後はこのような事例を増やしていき、アマミヤマシギの渡りの生態の全容を明らかにしていくとともに、この情報を元にアマミヤマシギが絶滅しないよう、保全活動に取り組んでいく」としている。調査活動は、サントリー世界愛鳥基金とLUSHジャパンからの助成金、クラウドファンディングの寄付者からの寄付金で行われた。

日本鳥類保護聯盟,奄美野鳥協會表示「今後希望能增加此觀察記錄,逐步解明奄美山鷸的生態全貌,並將此資訊應用於保育活動,讓奄美山鷸免於滅絕危機。」此調查活動由Suntory世界愛鳥基金和LUSH日本提供補助,以及線上募資所募得的經費實施。

アマミヤマシギ キジバトくらいで、夜行性の中型シギ。雌雄同色で、雌が雄よりくちばしが長く、わずかに大きい。森林・農耕地に生息。全長34~36㌢。足はヤマシギより長めで太い(奄美野鳥の会発行『奄美の野鳥図鑑』より)

奄美山鷸,體型跟金背鳩差不多,夜行性的中型山鷸,雌雄同色,雌鳥嘴喙比雄鳥略長,體型也較大。棲息於森林、農耕地。全長約34-36公分,腳比山鷸來得長且粗。(節錄自『奄美野鳥圖鑑』奄美野鳥協會發行)

關於大家最關心的,由於冬季沖繩島同時會有一般山鷸(Scolopax rusticola)和奄美山鷸渡海而來,如何分辨這兩種呢?可參考下圖(資料來源:德之島伊仙町博物館)

圖左:奄美山鷸(Scolopax mira) 圖右:山鷸(Scolopax rusticola
  1. 奄美山鷸的腳比山鷸長(確定不是拍照角度的問題嗎?)
  2. 山鷸的羽色比較紅(晚上看得出來嗎?)
  3. 頭上的四條橫紋,奄美山鷸的第1條和第2條橫紋的間隔較窄
  4. 過眼黑線和眼睛下黑線是否平行。平行:奄美山鷸,不平行:山鷸。
  5. 奄美山鷸在德之島全年可見,但山鷸只在10月到隔年5月可見(只有奄美山鷸有繁殖的奄美群島可用時間判斷)

另外還有一個上圖沒有寫的分辨方法是:山鷸的眼睛比較高,奄美山鷸的眼睛位置比較低(大概在嘴巴延長線上)

山鷸經常在看到的一瞬間就飛走,如果在沖繩島看到沒拍到照片,真的無法判斷!請大家辨識一下我拍到的這隻是奄美山鷸還是山鷸。

2022/4/13 國頭村 由於眼睛比嘴巴的延長線還高一些,我猜是一般山鷸…?
2022/5/20 德之島。這隻看起來腳比較粗比較長,從地理位置來看,這隻是奄美山鷸的可能性較高(奄美山鷸在德之島是留鳥)